まえがき
先日、IT業界にいながら業務でのプログラミングをほぼしたことがない知人に「久しぶりに仕事でプログラミングするんだけどおすすめの勉強法ある?」と訊かれました。
この記事はその時の回答を素に書いています。なお、言語はRubyを前提にしていますが他言語でもやり方は同じです。
対象読者
- 学生時代または入社時の研修以来10年以上プログラミングをしていない方。
※プログラミング未経験者でも同じ方法を採れるかもしれませんが、言い切る自信がありません。
この記事を読むと分かること
- プログラミングのブランクを効率よく埋める方法。
- プログラミング経験者が他言語に効率よく入門する方法。
結論
次のものを利用する。
- 動画サービス
- 基礎 + αの書籍
動画サービスを利用する。
昨今では学習用の動画コンテンツが豊富にあります。よい時代になったものです。
プログラミング経験がある場合、これらを利用することで「こんな感じか」と考えるまでそれほど時間はかからないでしょう。物足りない場合は課金することもできます。
次のサービスのどちらもプログラミングの初歩から思い出しながら進められるでしょう。
ドットインストール
IT系の動画学習サイトとしては古参で、Webサイトのコピーライトを見ると2011年からあるようです。 確か2015年頃に当時新卒で入社された方が課金していました。いわゆる講義形式で文法から確認したい方にはよいかもしれません。
progate
頻繁に「演習」と称した入力があることから見て、インタラクティブ性を重視しているようです。手を頻繁に動かしながら動きを見たい方には合っているでしょう。
基礎 + αの書籍を利用する。
こちらが王道だと思います。手を動かしながら進めるのがよいでしょう。
王道と言われる本には例えば次のものがあります。
『独習Ruby 新版』
文法メインでやや物足りないかもしれませんが、まずは文法からガチガチに押さえたいという人にはよいかもしれません。
『プロを目指す人のためのRuby入門』
文法から入りつつも実際の開発で使えるテクニックも含めて書かれています。あなたが開発チームに加わるのであればこの内容までは把握していることが前提になるでしょう。
上記のように書くと不安になる方がいるかもしれませんが、平易な文章で非常に読みやすいです。
どこまで手を動かすかはあなた次第ですが、取り組んで損はありません。
あとがき
もう少し色々比較してから書こうかなとも考えたのですが、自分が冒頭の知人の立場にいるならこれかなというものを幾つか挙げました。
ただ、何を使おうが結局は次のまとめになってしまいます。
- 軽く雰囲気を掴む。
- 本で勉強する。
手を動かしながらこの内容をいかに早く繰り返せるかが重要です。もしあなたが開発チームに加わる場合、「開発中のコードを見る」を加えるとよいでしょう。
冒頭に書いたとおり、たいていの場合には他のプログラミング言語でも同様の方法で何とかなります。しかし実際にはプログラミング以外に覚える(というか手が覚えているレベルの当たり前の)ことの方が多い気がします。現代の開発では求められることが本当に多いものです。
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この記事を書いた人 Wrote this article
ぜんたろう
FP2級/宅建士。お金の話が好物。インデックス投資がメインなのに個別株・ETFにも手を出す。ここ数年で投資スタイルが確立した筈だがジャンク株に心を奪われがち。 --- 永遠の見習いプログラマ (SIer複数→スタートアップ複数→大きめベンチャー)